マレーシア駐在員(有効なビザ保有者)の日本への一時帰国の方法について

以下の通りご案内いたします。

マレーシア駐在員(有効なビザ保有者)の日本への一時帰国の方法について

 

2021826

JACTIM事務局作成

 

注意:本記載内容は826日時点のものであり、マレーシア政府入国管理局(ESD)のホームページを随時ご確認願います。

https://esd.imi.gov.my/portal/latest-news/announcement/

本件に関わる全ての内容にJACTIMとしては一切の責任を負いませんので自己責任でお願いします。

 

≪条件≫

l  マレーシアへの出国と帰国の許可は、公式訪問、ビジネス、会議、緊急の場合、または医療上の理由でのみ考慮されます。

l  マレーシア政府入国管理局長(DGIM)から、事前にマレーシアからの出国および帰国許可を取得する必要があります。

l  出国および帰国許可の発行日から60日以内にマレーシアに戻る必要があります。

※上記条件の根拠資料

https://esd.imi.gov.my/portal/pdf/permission-to-exit-and-return-to-malaysia.pdf

 

≪帰国許可取得手順≫

l  マレーシア政府入国管理局長の(DGIM)の承認を得るために、ESDのオンラインシステム「MYEntry」を通じて出国および帰国許可を申請。

※上記オンラインシステム

https://myentry.myxpats.com.my/app/

※オンライン内ではSSM証明書、パスポートIDおよびVISAページ、サポートレター、理由書、LOU(あれば、在京マレーシア大使館は不要と発表)、そのほかの添付書類(あれば)をPDF形式で添付する必要有り。

※上記サポートレターを取得・添付せず(代わりに過去入国時に取得した所轄官庁レターを添付)に出国および帰国許可を取得できているケースも有り。

※日本での旅程表、日本本社の会議案内状および英訳、日本医療機関の医師による治療が必要であることを記載したレターおよび英訳を添付しているケースも有り。

 ※申請後に自動送信されるメール文

Your request for
an entry approval has been successfully submitted in the system. Please note
that your request will take approximately 3 – 5 working days to be processed.
You will receive an email notification on the decision.

※申請後の進捗状況確認ページ

https://myentry.myxpats.com.my/app/app/check_status

l  マレーシア政府入国管理局長(ESD)よりメールにて連絡があり、MYXpatsページよりダウンロード

※ダウンロードページ

https://esd.imi.gov.my/portal/

 

※参考

https://esd.imi.gov.my/portal/pdf/permission-to-exit-and-return-to-malaysia.pdf

2頁目viii項に以下のとおり記載

一時帰国した日本人は、マレーシアに到着後、入国地で入国審査官に以下の資料を提示する必要があります。

a. Entry
Approval Letter
(出入国許可書)

b. 有効なビザ(Valid Pass)、もしくは承認書(Approval Letter)、もしくはVisa With ReferenceVDR

c. 海外でのPCR Covid-19テスト結果

「出入国許可書」は、マレーシア政府が、緊急のため日本へ一時帰国しマレーシアに再入国することを許可する書類です。マレーシアが2020318日以降外国人のマレーシアへの入国を禁止しているためその特例措置です。発行日から90日有効(マレーシアに入国する期限)となります。上記のMYEntryのページから申請してください。なおマレーシア出国後(日本入国後)でも申請、取得が可能です。

 

≪日本入国手順≫

l  マレーシアにて出国72時間前までにコロナスワブ検査を受検し陰性証明書を取得。

 ※陰性証明書フォーム

 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100091340.docx

l  質問票、申告書、健康カードの提出および唾液による抗原検査。

※フローチャート(成田例)

https://www.forth.go.jp/keneki/narita/soumu/pdf/202008_kensa-nagare.pdf

l  入国拒否対象地域(マレーシア含む)からの入国者は検査結果が出るまで空港内のスペース又は検疫所が指定施設等で待機し、その後、自宅やホテルなどで14日間自主隔離(公共交通機関不使用)。

 

日本入国時の3日間隔離に関するQA

 

Q1 日本帰国の流れは?

 

A1
以下のとおり

≪マレーシア国内で≫

  MYEntryに申請し出入国許可証を取得

  航空券を取得

  日本政府厚生労働省質問票へ回答(自身のQRコードを取得、航空機の座席番号が必要なので、KLIAにてチェックイン後の回答となる。成田空港到着時でも入力可能。自主隔離期間の滞在先については、停留措置指定ホテルを退所後の場所を入力します。ホテルの場合はホテル名だけでOK。マレーシアの携帯番号は桁が多く入力できない(エラー)。メールアドレスの入力があれば携帯番号の入力は不要とのこと。)

  PCR検査陰性証明書を取得(検体採取がKLIA出発時刻の72時間以内です。スムースなKLIAでのチェックイン、日本入国のためにも厚生労働省指定のフォーマットでの証明書を強く推奨する。)

  最寄りの警察署で通行許可書を取得(操業許可証が無い場合のみ、操業許可証があっても例えば早朝夜間などの移動においては操業のための移動ではないだろうと言われる可能性があり円滑な移動のためにも通行許可書の取得を推奨。)

  マレーシア出発(自宅を出る前にパスポート、Eチケット、EXIT
& RETURN
レター、陰性証明書、日本入国に際しての誓約書を持っているか再度の確認を。)

≪日本国内で≫

  日本到着(事前に税関電子申請アプリを入れておくと便利。書面の申告書の提出の必要がなく、手荷物を受取った後、電子申告ゲートへ進むと立ち止まることなく、スムーズにゲートを通過することができる。)

  空港でコロナ検査

  検疫所が指定する宿泊施設で隔離

  入国後3日目コロナ検査

  宿泊施設退所(入国日の翌日を1日目として3日目、東横イン成田空港の場合は16:00頃発のバスで成田空港に向かうのが最速)

  入国後(翌日を1日目として)14日目まで自宅等で待機(15日目より自由)

 

Q2 MYEntry申請はどの程度日数がかかるか?

 

A2
申請後自動返信されるメールでは、3~5営業日でメールにて返信すると記載。

https://myentry.myxpats.com.my/app/app

 

Q3 ③質問票はどうやって回答するのか?

 

A3
以下ページから(事前にスマホで準備しておくことを推奨する。指示に従い準備しておけば、オフライン(機内)でも入力できるようになる。)

https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp/#/Q1-1

 

Q4 ④マレーシアのどこの病院で陰性証明書を取得できるのか?

 

A4
日本政府が定める検査方法があるのでご留意を。検査可能な病院のうち日本語が通じる病院は以下ページ(KL日本人会ページ)から。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html

https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100177968.pdf

https://www.jckl.org.my/hospital_info

 

Q5 ⑤通行許可証はどうやって取得するのか?

 

A5
最寄りの警察署に指定フォームに記入のうえ、パスポート原本、パスポート等IDコピー、航空券、陰性証明書(推奨)を持参し申請する。指定フォームは以下ページから。1通は警察署保管、1通はサインとスタンプ押印後に返却される。操業許可証と雇用確認書があれば通行許可証は不要(操業時間外と疑われる可能性があれば取得推奨)。なおタクシーに乗り空港に行く場合は1台あたり運転手を除き1名しか乗車できない。

https://sarawakdisastermc.com/wp-content/uploads/2021/01/borang-permit-pergerakan-pkpb.pdf

 

Q6 ⑧空港(成田空港の場合)でどのように検査が行われるのか

 

A7
マレーシアでワクチン接種をしていても優遇措置はない。以下厚生労働省ホームページより抜粋。主にお客様の唾液をご自身で採取(採取前30分は飲食禁止)していただきます。その他必要なときには鼻やのどの粘液を綿棒で採取させていただきます。検査結果判明まで混雑している場合は数時間~2日程度待機いただく場合があります。原則、検査結果が判明するまで空港内のスペース等で待機(待機スペースには自動販売機も売店もなく特にお子様連れの場合は、何か飲食できるものを持参することを推奨する。)いただき、陰性と判明してから空港外に出ていただく。(ホテルへのバスにて他の隔離宿泊客と同乗、移動。)

https://www.mhlw.go.jp/content/000691773.pdf

 

Q7 ⑨隔離の内容は(東横イン成田空港の場合)?

 

A7
宿泊費用はかからない(日本政府負担)。隔離期間は入国日翌日を1日目として3日目に退所(チェックアウト)。入所日に健康管理チャットに登録。入所日翌日(隔離1日目)に健康管理チャットに健康状態を入力(以降毎日)。隔離3日目唾液によるコロナ検査。陰性であれば、早くて16:00ホテル発のバスで空港まで送られそこで解散(10分程度の距離)。毎日食事は、8時半、12時、18時にドアの外の椅子もしくはドアノブに配布。デリバリー不可(家族等からの差し入れ等は可能とのこと。アルコールや危険物確認あり、冷凍冷蔵食品、生の食材は不可。デリバリーは問い合わせを。)、部屋から出られず配られる弁当のみでありホテル内コンビニも使えない。水は頼めば持ってきてくれる。喫煙ルームも選べる。ビジネスホテルの広さであることを事前に認識しておいた方が良い。一部屋最大2名まででコネクティングルームなし。部屋のWi-Fiは無料。