JACTIM広報委員会
突撃レポート~マレーシア日本人学生会 Japanese Student Association in Malaysia/JSAM~
JACTIM機関誌「会報」や「会報デジタル版」では、JACTIM活動の報告や役立つ情報を満載しています。その連載記事の一つである“突撃インタビュー"では、当地域の様々なトレンドを紹介すべく、JACTIM広報委員が話題の人物や会社を訪れて取材を行っています。
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岩成様(左)& 藤山様(右)
Sunway University、平素は全く縁がない。週末ゴルフの往復で、エジプトのスフィンクスを模したと思われる大きなモニュメントの横を通る程度なのだが、その広大な敷地内にある、非常に立派な私立大学で、純粋で、ひた向きに勉強に勤しむマレーシア日本人学生会代表である藤山華梨衣さんと同学生会秘書・会計担当の岩成咲良さんにお話を伺う機会に恵まれた。


キャンパス内の様子
取材場所となったSunway University近郊の喫茶店にはP/Cやテキストと、常時、睨めっこする学生が実に多い。私の若かりし頃とそもそも「時代」が異なるのだろうか、マレーシアが特に厳しいのだろうか、はたまた日本の大学が甘すぎるのだろうか?
その「風」に乗って設立されたのが、マレーシア日本人学生会JSAM!卒業後、日本の企業での就職を念頭に置く学生が太宗。しかし、月日が経つと、日本に拘らず、海外で働きたいとの気持ちも次第に強まる。何となく解る様な気がする。そもそも、グローバルな経験を積みたくて、日本を飛び出したDNAの持ち主だから。3年間、一生懸命勉強する。さてさて、今迄は、マレーシアの大学を卒業後に思い通りに就職できた人は、少数派と聞く。学生の心の内が、手に取る様に解る。学生同士、垣根を越えてもっと緊密に情報交換しなければ…「横」の連携を強めなければ…
「マレーシア留学の価値を最大限に高める!」、思わず藤山JSAM代表の言葉にも力が籠る。なるほど、如何に差別化を図るか、否、図るべきなのか?絶えず、自問自答を繰り返す。そもそも、何から始める?正解のない問いかけなのかも知れない。
「マレーシア留学のブランド化」、換言すれば、「マレーシアの認知度UPキャンペーン」の様な印象を受けた。何故、バーツ経済圏の中核のタイではなく、敢えて、マレーシアなのだろうか?具体的な魅力は何なのだろうか?即効薬はないかも知れない。でも、地道に続ける、続けるしかない、継続は「力」なり。


取材風景 左から藤山様、梅枝委員、大本委員
まず、英語圏であること、治安が比較的良いこと。良く解る。加え、学費が欧米に比べて安いこと、多くの宗教が共存するユニークな国であること、語学以外のレベルの高い専門知識も学習できること…などなど。平素は、提出課題がとても多く、日本の様に、アルバイトとの両立は容易ではないようだ。
取材場所となったSunway University近郊の喫茶店にはP/Cやテキストと、常時、睨めっこする学生が実に多い。私の若かりし頃とそもそも「時代」が異なるのだろうか、マレーシアが特に厳しいのだろうか、はたまた日本の大学が甘すぎるのだろうか?
卒業後、日本の企業での就職を念頭に置く学生が太宗。しかし、月日が経つと、日本に拘らず、海外で働きたいとの気持ちも次第に強まる。何となく解る様な気がする。そもそも、グローバルな経験を積みたくて、日本を飛び出したDNAの持ち主だから。3年間、一生懸命勉強する。さてさて、今迄は、マレーシアの大学を卒業後に思い通りに就職できた人は、少数派と聞く。学生の心の内が、手に取る様に解る。学生同士、垣根を越えてもっと緊密に情報交換しなければ…「横」の連携を強めなければ…
その「風」に乗って設立されたのが、マレーシア日本人学生会JSAM!
「マレーシア留学の価値を最大限に高める!」、思わず藤山JSAM代表の言葉にも力が籠る。なるほど、如何に差別化を図るか、否、図るべきなのか?絶えず、自問自答を繰り返す。そもそも、何から始める?正解のない問いかけなのかも知れない。
「マレーシア留学のブランド化」、換言すれば、「マレーシアの認知度UPキャンペーン」の様な印象を受けた。何故、バーツ経済圏の中核のタイではなく、敢えて、マレーシアなのだろうか?具体的な魅力は何なのだろうか?即効薬はないかも知れない。でも、地道に続ける、続けるしかない、継続は「力」なり。


取材風景 左から中平委員、藤枝様、岩成様
「日本とマレーシアを繋ぐ架け橋になる」、実際、マレー人の中にも、日常の日本語を巧みに操る人も多い。その入口は、ポップ・カルチャーかも知れない。否、漫画かも知れない。でも入口はどうあれ、マレーシアは世界の中でも冠たる親日国との列記とした事実。しかし、ことビジネスとなると一筋縄ではゆかない。ビジネス・メールの読み書きは容易にできるのだろうか?実態は、さにあらずかも知れない。近隣のASEAN諸国の人々と比べてどうであろうか?日本の伝統文化を伝える…非常に重要な使命だ。日本料理?浴衣?日本の祭り?アニメ? はたまた音楽会?所謂、文字通り、「ソフト」な世界だ。腕の見せどころ!ある意味、人間力が問われるかも知れない。
悲しいかな、如何せんJSAMは歴史が浅い。本部のコア・メンバーも、僅か20人程度。支部は、各大学に5人程度ずつ。個人の資格で参加する学生も散見されるやに聞く。こつこつとした実績を、「財産」として残すべく、データに落とし込む作業を開始した。とても地道なプロセスだが、後戻りはできまい。
「就活フェア」へも力を入れている。1回目は13社、2回目は23社。認知度も、徐々にではあるが、向上しつつあるのではないか。近隣のASEAN諸国からの学生の姿も目に付く様になった。嬉しい!企業の方からも、「中々、ポテンシャルのある学生さんも目に付く」とお墨付きを頂くこともある。嬉しい限り!マッチングの機会を提供することを目指す。イベントの回数を増やすことも考える。熱意で、できることは何でもやる!
日本人の間のネットワークの構築は、少しずつだが、形になって来た。次のステップ、親日のローカルの学生を如何にして取り込むべきか…ここは、緒に就いたばかり。知恵を絞る。残念だが、答えも容易には見付からない。ランゲージ・エクスチェンジも、重要なツールだ。でも、時間がかかるかも知れない。辛抱、辛抱!
JSAMは、非営利な集合体。壁もある。「起業」が容易ではない。少人数で、取り敢えず、やってみる…走りながら考える…とか。気持ちがあってもできないこともある。イベントの場所探しも一苦労!協賛を募ろうか?でも、メリットがないと、協賛してくれないのではないか…悩ましい。
JSAMの運営も、個人の努力に負うところが大きい。文字通り、人に拠りけり、玉石混交!スムーズに引継ぎがなされて来たかと問われれば、すんなりとは首を縦に振れない事情も透けて見える。個人の趣味を尊重する。好きなことをやる、否、できる。テーゼとしては、素晴らしい!しかし、裏を返せば、法的な根拠がない組織、脆弱な部分も見て取れる。日本企業とのカジュアルな交流機会が少ない。まず、何から?まず、どこから?全員で知恵を絞る。
最後に、私のインタビュー所感よりも、藤山JSAM代表の言葉が全てを物語るだろう。爾後、お譲りしたい。
藤山 華梨衣 JSAM代表からのメッセージ
近年、他国と比べて費用が抑えられることや東南アジア市場の拡大化が期待されること等の理由から、マレーシアを留学先として選ぶ学生が年々増加傾向にあります。在マレーシア日本大使館によると、現在約700名を超える日本人が親元を離れ、多様な文化に触れながら日々生活をしているそうです。英語力だけでなく日常の中で文化的知識を身につけ、また、主体性や問題解決能力など+αのスキルを兼ね備えたマレーシアの学生達。
また、欧米圏、ヨーロッパ圏での留学がまだまだ主流と言われる中で、敢えてここを選んだ私達。そんな「カワリモノ」達に是非会いに来てください!お待ちしております。


左から岩成様、中平委員、藤山様、大本委員、梅枝委員
広報委員会編集委員
執筆:中平 秀(三菱商事クアラルンプール支店)
梅枝 雅子 (国際交流基金クアラルンプール日本文化センター)
大本 菜里(イセタン オブ ジャパン)
<会報149号より抜粋>